officeソフトを無料で使いたい
ミニPCを購入して少々悩んだのがofficeソフトをどうしようか、という問題です。
これまではPC購入時にMicrosoftのofficeもセットで購入していたのですが、先日購入したミニPCには、officeはもちろん付いていませんでした。まあ後々考えましょうと置いておきましたが、そろそろ検討をしようかなと思います。
ミニPCに限ったことでは無いのですが、今回はPCを新しく購入した時にofficeソフトが無い場合の対処方法の検討になります。
- 無料で探す
- 各サービス・ソフトについて
- 用途で選ぶ
1.無料で探す
後々考えましょうとは言いつつも、事前知識としてMicrosoftやGoogleのWeb利用で、officeソフトが無料で使えることを知っていました。今回は、他にはどんな対処方法があるのかなという調査もしてみましたが、LibreOffice(リブレオフィス)というオープンソフトウェアのオフィスソフトというものも見つけました。
無料で使えて、あまり怪しくなく、マイナー過ぎないという観点で調査した結果、候補としては以下になります。
- Microsoft Office Online
- Google ウェブサービス
- LibreOffice *1
ちなみに、「無料」と「怪しくない」、という観点は受け入れてもらえると思いますが、「マイナー過ぎない」という観点は、取り残されることの防止のためです。いくら便利であっても、利用者が少ないなど、将来的な発展性が見込めないと、いずれどこかで乗り換えが必要になってしまうので。
2.各サービス・ソフトについて
- Microsoft Office Onlineとは
Microsoftが提供している無料のオンライン版Officeです。Webブラウザを使用して、ファイルを作成・編集・共有などができます。Microsoftアカウントと対象ファイルをOneDrive上に格納する必要がありますが、Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNoteなど幅広く利用することができます。有料版のOfficeとの違いは、高度な機能が一部使えないことや、Accessなどが使えないことです。
個人で利用する分には十分かなと思います。 - Google ウェブサービスとは
Googleが提供している無料のオンラインサービスです。こちらもMicrosoftと同様にWebブラウザを使用して、ファイルの作成・編集・共有が可能です。Googleアカウントと対象ファイルをGoogle Driveに格納することで、ドキュメント(≒ Word)、スプレッドシート(≒ Excel)、スライド(≒ PowerPoint)といったサービスが利用できます。Microsoft Officeで作成したExcelなども取り込め、編集作業も可能です。
Microsoft Officeのファイル互換があるところが素晴らしいですね。Officeでできることは大抵できるみたいです。 - LibreOfficeとは
オープンソフトのオフィスソフトで、Writer(ワープロ)、Calc(表計算)、Impress(プレゼンテーション)、Draw(ベクタードロー画像作成と視覚化ツール)、Base(データベース)、Math(数式作成)などのアプリで構成されています。公式サイトからダウンロードして利用可能です。2010年から開発が開始されており、現在(2022年)も継続的に更新がされています。
Drawって何ですかね?って思ったのですが、Microsoft Visioみたいなもののようで、フローチャートやダイアグラムなどの作図を行うソフトみたいです。
3.用途で選ぶ
無料版がいくつかあることが分かったところで、どれを選んでいくかですが、用途や好みで選んでいくのかなと思います。ビジネス用途であれば機能もサポートも備えている有料版(MicrosoftもGoogleも両方ある)を選んだ方が無難ですね。
個人用であれば、アカウントの有無やクラウドサービスの利用有無(OneDriveやGoogle Drive)で決めても良いかなと思います。
LibreOfficeは魅力的ですが、日本での利用者がまだ少ないところが気になるので今後に期待ですかね。
個人的には、Microsoft Office OnlineとGoogle ウェブサービスでだいぶ悩んだのですが、そこまでOfficeソフトの利用頻度が高くないことと、OneDriveをこれまでも使っていたので、Microsoft Office Onlineを利用していこうと思います。しばらく使っていくなかで思うところ、考えるところが発生したら、またネタとして書いていこうと思います。