bocoの骨伝導イヤホンを購入してみた
お仕事はテレワークが中心で、打合せはヘッドフォンを使っていたのですが、ヘッドフォンの調子が悪くなったので買い替えを検討しました。
買い替えのポイントは以下です。
- 耳が痛くなるので、耳に入れるイヤホンは避けたい
- ネックスピーカーのように音漏れが気になるものは避けたい
- ヘッドフォンを長時間使っていると耳が悪くなる気がする?ので避けたい
という条件から色々と探した結果、骨伝導イヤホンにたどり着き、購入しました。
購入したのは以下になります。
- boco PEACE SS-1
骨伝導イヤホンは初挑戦でしたが、良い買い物でした。今回は骨伝導イヤホン購入のお話です。
- そもそも骨伝導とは?
- メーカーのbocoって
- 使ってみた感想
- ここはいまいち
- 価格
- まとめ
1.そもそも骨伝導とは?
音を感じる仕組みは大きく2つあるそうで、1つは空気を伝って鼓膜から伝わる気道音。もう1つは、骨を導体として直接聴覚神経に伝わる骨導音。骨伝導は普段はあまり意識しませんが、意外と身近なもので、自分が聞く自分の声は気道音と骨導音が合わさったもので、録音した自分の声を初めて聞くと違和感を感じるのは、録音機器のマイクには気道音だけで伝わっているからとのことです。なるほど。
ちなみに骨伝導を初めて知ったのは、記憶では携帯のCMだったと思います。骨から直接声か聞こえるので、騒がしい場所でもクリアに聞こえるというもの。CMで踏切が出てきていたような。あの機種は何だったかを忘れてしまいましたが、検索してみるとツーカーから世界初の骨伝導ケータイが出ていたので、これだったのかもしれません。
2.メーカーのbocoって?
購入した製品はbocoというメーカーです。全然知らないメーカーだったのですが、2015年創業の骨伝導技術を活用したデバイスメーカーで、商号はBoCo株式会社。bとcの大文字小文字は使い分けていそうな感じです。割と若めな会社ですが、クラウドファンディングで大きな資金調達をした会社とwikipediaにありました。
3.使ってみた感想
一番気になっていたのは耳が痛くならないかでしたが、大丈夫でした。購入当初はちょっと固いかなという付け心地だったのですが、次第にそれも和らいで、今では殆ど気にならない程度になりました。イヤーカフ型のイヤホンになっていて、耳の穴をふさがないので、周りの音が聞こえるのはいいです(テレワーク中に宅配便が来ても聞き逃しません)。耳に入れないので、違和感も少ないです。
電池の持ちも良く、電池残量が気になったら打ち合わせの合間で充電するくらいで足りてしまいます。マイクの感度も良好ですね。携帯で会話した時はちょっと声が小さいかなと感じましたが、特にテレワークで指摘されたこともないので、問題ないレベル化と思います。
あと個人的には寝ながらでも付けられるのは最高です。ヘッドホンだとそうはいかないですね。静かな夜だと音漏れもちょっとするようなので、いまいちかもしれませんが、骨伝導なので基本的には少ないはず。
4.ここはいまいち
テレワークで何回かですが、つながらないことがありました。PCとの接続なのか、アプリとの相性なのか、駄目になると何をやっても復旧しないのでPC再起動で対応。1年ほど使いましたが、3回ほどしか発生していないので許容範囲かなと思います(製品が悪いと決まったわけでもないですし)。
音質はもともと期待してなかったので気になりませんが、とてもすごい感じには感じません。テレワークで使う分には十分すぎる感じで満足です。
音量調節等の操作が難しいのは、1年年たった今でも。ボタンが無くて、特定の位置を指先で押して操作するのですが、いまだにポイントが分からない状態です。効かないわけではないのですが、何回か押してようやく動作する感じ。どうしても本体で操作しなくてはいけないこともないので、困ってはいないのですが、この辺は家電量販店などの実店舗で視聴&お試ししてもらってもいいかなと思います。
5.価格
お値段は2万円くらいでしたが、お買い得だったかなと思います。骨伝導だとShokzをよく見ましたが、イヤーカフ型は無かったんですよね。オープンイヤーの型も見ましたが、骨伝導では無かったので見送りました。
6.まとめ
テレワークで、耳に入れるイヤホンを使って耳が痛くなる方や、長時間の会議で耳の調子が気になる方は試してもいいかなと思います。大きな家電量販亭なら視聴させてくれると思うので、まずは自分に合うかをチェックしてもらいたいなぁと思います。おすすめ度は高いです。
BoCo株式会社
https://boco.co.jp/